ナーガ

サマーフィルムにのってのナーガのネタバレレビュー・内容・結末

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

時代劇専門チャンネルで以前やっていたのを録画視聴
宇多丸さんとか、映画好きな人々の口からよくこの映画の話が出てくるので、ずっと気になってました。

一言で言うなら「映像研には手を出すな!」の時代劇作る版。

高校の映画部に所属している時代劇大好き女子のハダシは、文化祭に向けて映画部でとっている青春ラブコメ映画には全く興味が持てずにいる。そんなハダシが映画館で時代劇好きの青年りんたろうと出会う。彼はハダシが思い描いていた時代劇の主役にピッタリだったので、ゴリ押しをして彼を主役にして映画部とは別に、文化祭に向けて時代劇の映画を撮ることにする。仲の良い女子2人や、目をつけていた男子数人を引っ張り込み、時代劇を撮り始める。
そして‥

っていう話。
映画作りのメンバーを、ほとんど拉致するように集めていくところ、面白かった。
こういう映画のメンバー集めシーンって大体面白いですよね。「ウォーターボーイズ」とか「スイングガールズ」とか。

中盤は、資金集めのバイトしたり、台本を書き直したり、殺陣の練習したり、原っぱや海岸でロケしたりしていき、ハダシとりんたろうはお互いに惹かれあっていきます。そんな中、りんたろうが実は未来から来たということが発覚します。


りんたろうがいた「未来」では映画がなくなっているって後の方で出てきたけど、そもそもりんたろうは時代劇映画を見て時代劇好きになったって言ってたのになんか釈然としませんでした。


作った映画の中の殺陣のシーンや最後の、みんなを巻き込んでの殺陣のシーンはすごく良かった。そこがこの映画の見どころかなと思いました。

ハダシ役の子、すごくうまかったし、可愛かった。
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