とみー

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのとみーのレビュー・感想・評価

2.8
映像は美しくて圧巻ですが、日本のイルカ・クジラ漁への非難を意図したシーン(箇条書き)があって、そこがとても冷めました。

・クジラのような海洋生物に対し、日本のイルカ追い込み漁に似たハンティングをする。
・追い込み漁の船には「日浦」という漢字が分かりやすく書かれている。
・クジラに爆弾を打ち込んだ潜水艦の操縦士は、映画で唯一登場の東洋人。

イルカ・クジラ漁の賛否は置いておいて、映像に没入している時急に政治的メッセージが来たので、一気に現実に戻されました。
ストーリーの方も破壊者(人類)を人類以外が束になって倒すという単純なもので、監督は面白さより環境保護・動物愛護の主張を優先したのかなと思います。

映像体験としては魅力がありますが、ストーリーに期待するなら見ない方がいいです。
とみー

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