マサミチ

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのマサミチのレビュー・感想・評価

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前作にはいまいち乗れなかった自分だが、今回は「家族」とゆうテーマをキャメロン監督らしく一直線に押してくるパワー演出で素直に面白かった。

その子供たちも養子と養女も加えたら5人兄弟で、この人数でどう見せ場を描くのかな?と観ていたら、そこは流石に上手く捌いていましたね。

そして今回のもう一つの主人公は「水」。
どう撮ったのかが不思議なくらい海水の描写が凄まじいリアルさ。見とれてしまう。

描かれることはシリーズ一貫して侵略と自然破壊の愚かさなのだが、やはりそこに家族を守るとゆう強大な動機が主人公に与えられているので、内容的には余計に分厚さを感じる出来栄え。

後半は恐らくファンサービスもあるのだろうが、【エイリアン2】【アビス】【タイタニック】とシンクロする描写が描かれていて、キャメロン監督をずっと追いかけてきた映画ファンはニヤリとするだろう。

それとキャメロン監督と云えば「母性の強さ」がよく描かれるが今回もドン引きするくらい強い母親像が描かれるところもある。

とにかく今回は圧倒的なCG描写と古典的な家族愛のバランスがすこぶる良い快作ではあるでしょう。

それとですね、作品とは関係ないのですが3D&4DXで観たので3時間ずっと揺れ続けると軽い乗り物酔いみたいな感覚でちょっと疲れましたね。
マサミチ

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