アバター：ウェイ・オブ・ウォーターののまどのネタバレレビュー・内容・結末

IMAX HFR 3Dで遂に鑑賞してきた。
とにかく映像のリアルさが桁違いで、実際そこに彼らがいるようだった。

ジェイク夫婦が子供を授かって登場人物が多くなったがそれぞれキャラに味が出ていてよかった。劇中で彼らの多種族との関わりで生まれる葛藤や成長の描写が多くされており、だからこそ決戦でのそれぞれの行動に深みが出ていたと思う。
唯一彼らの仲で純粋な人間であり、父親と隔たりがあるスパイダーの境遇、ネイティリが人間嫌いな事が最後の戦いで活きてくるというのも良かった。
結局最後まで彼らの「複雑な境遇」というのは解決されてはいなかったが、五部作まで検討されているとの事なので次作に期待したい。

言うまでもなく海の表現もリアルで、見たこともない魚が泳いでいるのに世界のどこか現実にいるかのように錯覚するほどだった。

ただ、本編時間が長く、移転してからスカイピープルが現れるまでの海と戯れる描写が少し退屈に感じられたのは唯一残念だった。