みずけん

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのみずけんのレビュー・感想・評価

3.8
IMAX 3D、ハイフレームレートで。24fps以上の映像はどうしてもチープ感が出やすいが、本作は作品の性質上かなり効果的に作用していた。3Dとも相性がいい。

内容に関しては、前作の内容をロケーションを海に移して繰り返しただけのストーリーなのでかなり退屈した。
「悪いやつが攻めてきてそいつらを倒す」話。それ以上でもそれ以下でもない。そして多分次作も、その次も、そのさらに次もそういうストーリーかと。

あと話が回りくどくて長いという欠点も前作からそのまま受け継いでて残念。捕まって助けて、また捕まって助けてを永遠繰り返してる後半。

「アバター」自体かなり実験的な映画で、あのタイミングで公開されたからこそ意味のある映画だと思うので、それを今更シリーズ化するという発想は個人的にあまり冴えてないと思う。

プレイステーションがいくらスペックを上げた新機種を発売しようがPS3が出た時の衝撃を上回ることは絶対にないように、このまま作り続けても1作目のようなムーブメントは再現できない。
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