とりあえず大いなるものに抱かれたい…
というか大いなるものよ、抱いて我々を助けてくれ……
な鑑賞直後。
個人的には、なんかちょっと全体的に暗い・重いと感じてしまった。
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相変わらず動物と自然が爆発してて、きゅんきゅんきます。
私も仲間に混ぜてほしい。
ここまではいいんだ。
からの、相変わらず敵(人間、、)は非道で破壊的で観ててイライラさせられる。
でもやってることちゃんとぜんぶ人間。
この辺で精神がもたない。
特に今回は動物に対する人間の残酷さとエゴがゴリゴリに描かれていて
きれいな読後感にはなれそうもなく。
途中で感情スイッチ半分にして防衛したわ。
多様性、自然破壊、共生。
なんか全体的に胸が痛すぎて
人類の課題が山積しすぎていて、
ちょっと胃もたれしている。
これ、どの視点で作りきるんだろう。
ジェームズキャメロンさん。
相当削られたんじゃないでしょうか。
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まぁでも
相変わらずのスーパー最高に神秘的な映像とナヴィの世界観がそのへんをひっくるめ去ってくれ、(ナヴィの海の美しさ。やばい)、
とにかく大いなるものに抱かれたい。
みんな一つだと信じたい。
そんな気持ちにはなる。家族のストーリーも眩しい。成長!愛!いいよね!ってなります。ハラハラドキドキ展開もさすがな感じ。
が。
圧倒的な現実問題に直面させられ、
えぐられて帰ることにはなってます。
えぐられてはいるが、面白くないとかじゃない。くらうぐらいのパワーを感じたということ。
リアルタイムで観れて間違いなくよかったと思います。