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アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのthe1997のネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ジェームズ•キャメロン監督作品で社会現象を巻き起こし全世界歴代興行収入1位の『アバター』の待望の2部作目、革新的な3Dカメラを駆使して今作もキャラクターから背景まで、前作より繊細に緻密に描かれている

ナヴィへと生まれ変わり、ネイティリやネテヤム、ロアク、トゥク、そして亡きグレース博士のアバターから生まれたキリ、何より母なる大地である神秘の惑星パンドラの自然と共にしてきたジェイク
数年間、幸せに暮らしていたジェイク達とオマティカヤ族に再びスカイ•ピープルが来訪する

この映画シリーズ観るたびに人間サイドが本当に心底嫌いになって自己嫌悪しちゃう癖治らないんだがww
2009年の『アバター』の時も世界中で大旋風巻き起こして、13年の時を経てもまた社会現象になって興行収入し、もぐんぐん伸びてる、ジェームズ•キャメロン監督凄いなって度々思う!
映像美はもちろんで音響もカメラワークも個人的に文句なしに綺麗で圧巻だった、カメラワークが全体魅せるようなスローな回転で、より一層海や森やパンドラの生物とキャラクター達が素晴らしかった
前作は部族への愛や自身たちの生ける土地への愛だったけど、今作は『この家族が砦』とか『サリー家は団結』みたいに家族愛溢れるメッセージ性を強く感じた!クオリッチとスパイダーもそうだし、トゥルクンの母親と子の生態とかもそうだと思う、その愛が時に人(ってかナヴィとか生物)を弱くして強くする、(多分)ロアクがナレーションで言ってた通りだね
『I see you(あなたが見える)』って台詞が1作目ではネイティリがジェイクに言った言葉だけど、今作は他部族同士であるツィレヤがロアクに言った場面とラストのエイワの木と交信して魂でネテヤムと思い出を振り返った後、目を開けるシーンの2つが個人的に1作目のオマージュになってて最高だった(笑)
今作の続きがまだ3作も残ってるって考えるとかなりワクワクだけど、このスパンで出すと監督の年齢が心配ですねwこっちが死ぬまでには完結させてほしいw
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