これは、映画館でIMAX3Dで観たかった。
むしろ、Apple Vision Pro で、もう1回観たい。
振り返れば、一作目は13年前。
3Dで映画を観るという、新しい体験をもたらしてくれた作品。
期待値は低めだったので、劇場には行かずに今更ながらDisney+で鑑賞。
いや、凄かった。
まず、美しい。
全編CGと言うと、昔は若干キワモノ扱いされていた感があるけれど、もはや違和感を差し置いて、CGだからこそ表現可能なリアリティの向こう側へ連れ去ってくれる美しさ。
3時間、全く退屈しなかった。
次に、物語。
既に今作含めて4本撮り終わってる!?ということで、今作は五部作の二作目に当たる。次作への布石は色々残すのだけれど、一作目の主人公を主軸とした展開から、家族や異文化との軋轢や繋がりを中心に据えたプロットは、とてもレベルの高い仕上がりでした。
そして、愛しさ。
パヤカンとのシーンは、もう「尊い」と言ってしまいたい。物語があまり加速しない中盤でも、未来的ナショナルジオグラフィックを観てるのかと思うくらいの満足感。
既に一作目で、シリーズ化の展望を描いていただろうジェームズ・キャメロン監督のビジョンと洞察力に、時代と技術が追いつき、現れた今作。
次作が楽しみでしかない。