希菜まな

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターの希菜まなのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映像はさすがの一言。海のシーンから没入感が格別で、本当に海にいる気分を味わえる。

スカイピープルうざすぎる…地球に住めないから敵を排除とか言って侵略をするって…せめて共存の道を探ってよ…私たちの世界でも昔から横行されてきたことだけど。考えさせられるな。

トゥルクン狩りのシーンは胸が痛い。彼らが感受性豊かでナヴィとは言葉が通じるから余計に。食べるために狩ったならともかく、人間の老化を抑える500mlぐらいの油を取って、後は海に捨てるって…命をなんだと思っているのか。まさに昔の捕鯨そのもの。

アバターとナヴィの子であるサリー家の子供たち、灰色のルーツを持つ彼らの中でも一際特異な存在が、人間でありながらナヴィの中で育った前作の敵クオリッチの息子で現在ジェイクの養子であるスパイダー。
父兄弟仲は良いが、母ネイティリには憎まれている彼は、今回登場したクオリッチのアバターと交流を深める。最後、サリーたちと共に去りながらも、クオリッチを助けた彼の行動は、今後ナヴィか人間かの選択を迫られるのだろう。

今回逃げる選択をしたジェイクだが、今作を経て戦う決意を固めた。

キリの不思議パワーや、出生の秘密などまだまだ見どころたくさん。

海の民の身体の模様、個人的に好き
希菜まな

希菜まな