Narumi

ミス・メドウズのNarumiのレビュー・感想・評価

ミス・メドウズ(2014年製作の映画)
4.6
何ー!?!?!好きー!!!!!
ワンピースに白手袋。動物に語り掛け読書にタップダンスに可愛い全部乗せ丼。
そんなミスメドウズは母譲りのこだわり基質で気難しい女性。マナーは忘れずに、常に可愛く。ガーデニングも愛車磨きも、編み物も精を出す。

そんな彼女は正義へのこだわりも人一倍独善的。
ある過去がきっかけで、自分や周りのことを徹底して自分で守るようになる彼女。
銃を向けて脅されても、彼女は顔色一つ変えずにミニバッグから出した銃で躊躇なく打ち殺してしまう。

ミスメドウズだとシニカルに描かれて途端に独善的な印象になるけれども、大衆を救おうが1人を救おうがどのヒーロー映画も独善的な価値観に基づいて殺しをしていることを、感動にのまれて人は意外と忘れがちだ。
正義って難しい。
そして彼女を襲った銃は、彼女を守ってくれて、最終的に彼女を救ってくれたのも銃っていう皮肉めいたものも感じられてすごい良かった。

普通にラブロマンスだと思ってたのに気づいたら見入ってました。
私はこういうの大好き。
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