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グッドナイト・マミーのyokoのレビュー・感想・評価

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)
3.3
私は集中力がない時は吹き替えで見るので、幸か不幸かミサトさん似(三石さんではなく根谷美智子さんという方だったが声そっくりよ!)、の声がドスンと芯が通って吹き替えの影響を受ける。外見が変わろうと声がミサトさん(お母さん)と一貫しているので疑うことなくミサトさんのなのだ。なのでなりすましものではないと即認定wだからひょっとしたら別人かもという疑いすら湧かない声の力。それ前提で観るとだいぶわかりやすい。

人里離れた豪邸、離れの小屋のショットがA24っぽい。あと父がここまで来て会っていかないで子どもだけで行かすなど、シャマ兄のヴィジットなんかも思い出した。ので実はどっちか死んでんじゃねと予想。よくみると双子のうち話しかけられてるのは地味な服を着ている方だ。最初は同じ服を着ていて片方は認識されてない(◯んでる)と気づかれないようにしているのだが、途中から差別化のため説明的に片方が派手な似合ってないシャツを着出すのでここで気づかないとダメ。なのでバレる前提で作っているので実は◯んでるはオチではないのでネタバレとは言わない。

つまらなさを上げるなら子供がメインなので警察とのすったもんだはどうしても甘くなる。その辺のハラハラドキドキはない。非力っぽいのでアレやそれもあんまりでとってつけた感はある。

面白いイメージもあるがスカヨハのアンダーザスキンのパクリっぽい。ささくれ剥きのシーンが好きならアンダーザスキンもおすすめ。


原題ドイツ語
ich seh ich seh見てるという意味らしい。 2回繰り返すのは双子だからだろう。いや、おかんと片割れが、見てるよ!見てるよ!と言っているのかもしれない。
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