ダイソンの羽無し扇風機がちょくちょく映ってたので提供テロップが出てくるんじゃないかとひやひやしました。
母親がワイヤーか何かに足引っ掛けて顔面強打するシーンがよかった。躍動感というか、頭がバウンドする感じがうまく表現されていたように思います。
あまり多くを語らない映画なので、良く言えばいろいろ考えることが出来る、悪く言えばよくわからんことが多いなという印象です。事の真相にしても、腑に落ちるような落ちんような、「そうですか…」感が否めません。着地の仕方がこうなら、そこに至る過程が変というかあまり納得できないぞと思っています。
個人的な好みですが、暴力行為の程度があんまりよろしくないように感じました。普通に行き過ぎているというか、年端も行かぬ子どもが母親の姿をしてる人間をあそこまでいじめるものなんでしょうか。ママを返せ!みたいな気持ちを考慮しても、「いや…それはちょっと子供のする暴力じゃないのでは…」と少し引きながら見ていました。
どうでもいい話ですが、あの兄弟は夏休みの自由研究とかにゴキブリの飼育日記とかを提出したりするんでしょうか。気になります。
それと、猫の死体を水槽に浮かべるのは普通に奇行だと思うのですが、オーストリアではよくあることなのですか。