きー坊

殺人の疑惑のきー坊のレビュー・感想・評価

殺人の疑惑(2013年製作の映画)
3.0
2020年173本目。前から見ようと思ってリストに入れっぱなしだったので鑑賞📽

韓国全土を震撼させた誘拐殺人事件の公訴時効を目前に控え公開された犯人の肉声から、ダウン(ソン・イェジン)は父親スンマン(キム・ガプス)が犯人ではないかと疑いを持ち始め、事件を独自に追うサスペンス。韓国三大未解決事件の1つである誘拐殺人事件をモチーフにしている。

【感想】
1.ずっと付き纏う不気味さ
父親役のキム・ガプスさんが醸す不気味な雰囲気は流石の一言👏娘にべったりしすぎなうえに、妙に低姿勢すぎるのが逆に怖いし、正にはらわた何考えてるか分かんないキャラクターだった😦

2.シム家の存在意義
結果、母親に関する話は全く明かされないし、何でジュニョン(イム・ヒョンジュン)がスンマンを恫喝していたのか目的がわからないままだった😅

話が超コンパクトに纏まりすぎてるゆえに、設定の甘さも散見されて消化不良を起こすけど、不思議と最後まで見ることができた🤭

実際に起きた事件から着想を得て、1つの物語へ膨らませる力は素直に凄いなと思う💭けど、見る人の想像力で話を補完させていく作業が必要な作品でもある気がした🎬
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