ヴぇる

アングリーバードのヴぇるのレビュー・感想・評価

アングリーバード(2016年製作の映画)
3.5
iPhone向けアプリゲームの主人公を元に描いたCGアニメであり、フィンランドとアメリカでの製作になっている。
興行収入的には製作費7300万ドルに対し5倍近い3億5000万ドルを回収した。

個人的にはsonypicturesの映画には満足感があり期待通りのドキドキワクワクを与えてくれると確信していたが今作も多分に漏れず楽しませてくれた。

CGIは質が高く脚本や笑いのツボは一定のレベルは保っており97分という時間も気楽に見るには十分でキャラクターも敵味方問わず魅力的だ。

大人がみて楽しい!と言うまでの作品ではないが暇つぶしにはもってこいで、子供に見せれば間違いなく釘付けになるだろう。分かりにくい演出や無駄な脚本はなくストレートな内容もターゲットをしっかり意識しているための真っ直ぐさなのだろう。

総評としては、映画化するにあたってこの様なプロットは『誰が見るんだよ』となりがちだが、大成功を収めた。作り手の力と海外のCGIの技術の高さをあらためて感じた作品になった。
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