西田千夏

ボス・ベイビーの西田千夏のレビュー・感想・評価

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)
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子供向けではあるけど大学生の私でも
楽しめる面白い作品だった。

吹き替え版は、
とにかくBOSS BABYがムロくんだと
意識したら、もうムロくんにしか見えなくて。笑
字幕版やったらJim Carreyとか
Eddie MurphyとかWill Smithとかが
やりそうなイメージというか偏見というか、
がある。笑

ただ、Elvis Presleyネタ入って来たけど
今の子供や小さい子にElvisが分かるとは
あまり思えない。

内容としては、
楽しくて面白い部分はあるけど、
薄いように感じました。

喜怒哀楽や色んな感情がある中で、
感動的な場面や描写が無かったり、
夢中で見入るほどでは無かった。

それは、多分、
赤ちゃんが主人公なんだけど、
「赤ちゃん」がテーマとか中心じゃなくて
1人の少年(Tim)がBOSS BABYと出会ったことにより成長していく過程を見せられているからだと思う。

BOSS BABYがビジネスベイビーしてない時の
手のかかる赤ちゃんの時も、
父母でBOSS BABYに付きっきりで
バタバタして、
赤ちゃんや子供との交流もバタバタして、
敵も赤ちゃんに巻き込まれて、バタバタしてと、
バタバタ続きで「まー、君ら落ち着け」と
いう場面や描写が少なかった。

赤ちゃんじゃなくても、これは
動物でも良かった気がする。

そもそも、まずTimのお母さんも
お父さんもいきなり、BOSS BABYを手に取って
名前を付けようとしなかったのが謎。

恐らくどの親でも、
子供を出産した時でも、性別確認して
名前を何にするか考えるだろうし、
預かり保育でも、子供と過ごすことになるなら
「何て呼んだらいいかな?」になるのに対し
BOSS BABYの名前を呼ぶことや、
名前が何かも気になることさえ無かった。











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