はる

ブリッジ・オブ・スパイのはるのネタバレレビュー・内容・結末

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

トム・ハンクス主演の実話の映画化ってたくさんあるけど、これはかなり好きな方。
充実した142分だった。

パブでCIAに頼み事をされるシーンで、頭が切れる人なんだなって事はわかったけど、あんな交渉にまで発展するとは! 

ドノヴァンの頭の中はどうなっているんだろう?
双方のメリットを粘り強く訴える様子は、理解力の乏しい私でもついていけたので、ストーリーに入り込むことが出来た。

ドノヴァンに憑依して、ギリギリの交渉を成功させる自分に酔いしれてみたくなった。

家に帰ったドノヴァンが急に『どこにでもいるお父さん』みたいにベッドに倒れ込んじゃうシーンも人間味があって好き。
主演がトム・ハンクスで良かったって思えるワンシーンだった。

電車の車窓から見えた、フェンスを乗り越えて遊ぶ少年達の姿は、監督がスティーヴン・スピルバーグで良かったと思えるラストシーンだった。
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