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海にかかる霧のtoshnのレビュー・感想・評価

海にかかる霧(2014年製作の映画)
3.9
大好きな「殺人の追憶」と同じくシムソンボ監督とポンジュノの共同脚本ということで期待に違わぬ良作。男らしく責任感のあるいい船長が、貧困の負のスパイラルに巻き込まれて徐々に狂っていく。乗組員たちも女性を巡って仲違いして連帯感も崩壊していく。預かった移民の悲劇はイリャニトゥ監督の「ビューティフル」を思い出して震えた。こういった悲劇は今も世界中で起きてるんだろうな。
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