海にかかる霧の作品情報・感想・評価・動画配信

『海にかかる霧』に投稿された感想・評価

Roy
4.2

その人なりの大義があるとこではなくて追い詰められると人はこうなるんだろうなって映画。他者には理解できない愛着を狂気と呼ぶのかもしれない。固執する男と男を利用して生きる女の対比。徐々に袋小路に入ってお…

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teki
3.5

なんとも悲惨で救われないようのないお話、最後の最後まで。
不快な雰囲気を強く感じることができました。視聴後にはシャワーを浴びたくなりました。
興味深い作品でした。

以下、若干のネタバレかもです。

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このレビューはネタバレを含みます

冷凍機の爆発でガスが流出したことから1名の女性を除く多数の密航者が死亡し船内は狂乱地獄と化す。その中でドンソクはその女性を意地でも守り抜くことを決める。ラストシーンのハンメの子供5歳くらいだったし事…

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不漁続きのため中国からの密航者たちを乗船させることになった漁船だが、航海中にとんでもない事件が起こってしまう。

ポン・ジュノ脚本作品。ポン・ジュノはブラックな中にどこかユーモラスなところがあるので…

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4.5
極限状態に置かれた人間
性格ではなくて貧しさが人に及ぼす影響

【字幕版】
●′15 4/25~5/15単館公開
(首都圏等: ′15 4/17~公開)
配給:ツイン
ワイド(シネスコ)
音声仕様表示無し
′15 5/11 10:50~ 福井コロナ シネマ5に…

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このレビューはネタバレを含みます

沈みゆく船は男の世界(家父長制やマチズモなど)である
船長=父=大統領という台詞が象徴的
時代の変化に適応できない不器用な男が破滅してゆく
女子供の為に命を賭けるが全く報われない男の悲哀が一貫して描…

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3.5
金が無いから船はオンボロで、金が無いから密航し、オンボロの船だから密航者は死ぬ。ここからどうするんだって思ったらシチュエーションスリラーへ。
甲板長が焼肉ドラゴンのお父ちゃんでした。
3.8
ポン・ジュノ脚本。前半後半でかなり雰囲気が変わる、後半の地獄感よ。
逃げ場のない船上で、女によって関係が壊れる。ボクは船長サイドに肩入れしてたから、どうにも乗りきれないラストだったな

2001年、韓国で実際に起こった「テチャン号事件」を題材に、「殺人の記憶」「グエムル 漢江の怪物」のポン・ジュノが制作、「殺人の記憶」の脚本を担当したシム・ソンボが監督デビュー作のサスペンス。ジメジ…

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