ミャクロッタ

僕等がいた 前篇のミャクロッタのレビュー・感想・評価

僕等がいた 前篇(2011年製作の映画)
2.8
前篇/後篇と大風呂敷を広げた映画としてはちょいとキャスティング弱い気がしますわ。主演ふたりはまあ良いですが、そこに絡むのが高岡奏輔と本仮屋ユイカ、後篇の追加キャラも比嘉愛未のみというね。青春映画1本ならあれですが4時間でこれは観る方から言うと物足りんわ。
ただ三木監督の優しくも眩しい演出というのはこの手の映画にぴったりで、決してJC/JKの為だけの映画にはならないというのが僕の評価。
この前篇はいわゆる高校生篇で惚れた腫れたが繰り返される青春ど真ん中な内容。重要キャラとしてモトカリヤンがサイコパスキャラとして話を引っ掻き回すも、三木監督作『アオハライド』の高畑充希のサイコっぷりには及ばんなぁ、もっとやりなはれ。なんて主演ふたりをほっとらかしな見方をしてしまいました。当然あと2時間やるわけで、後半へは悪い方向へしかいかない感じを残して終わります。
ミスチルの歌、主題歌レベルとしては弱いです。