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ライオット・クラブのsumiのレビュー・感想・評価

ライオット・クラブ(2014年製作の映画)
4.0
オックスフォード大学の選ばれた上流階級10人しか入れない「ライオットクラブ」に新入生のアリステアとマイルズが入会する。そこに渦巻く権力と金の世界。伝統の晩餐会で彼らの行動は一線を越える…。

久々の胸糞映画でした。みんなイケメンでカッコいいんだけど思考、行動が最悪のゲス集団。イギリスの階級差別が深く絡んでいでいます。

クラブに入会するための儀式があるんですけどこれがまた酷い。醜いほどの下劣。しかもみんなそれを笑って楽しんでる。

なんだかんだ入会した2人は伝統の晩餐会へ。それがあるのがなぜか町外れの古いパブ。なんか近場の飲み屋は出禁になってるそうです。このパブの出来事はネタバレなのでしませんがゲスの極みとだけいっておきましょう。

またこのパブのオーナー(労働者階級)がほんといい人で…。有名大学の生徒が来るということで「オシャレにしになきゃな」とかはりきって装飾してるんですよ…。額縁の位置を整えたり。あ〜もう。胸がズキズキする。

ただ面白かったんですけど2人の関係や彼女の関係をもうちょっと掘り下げてもよかったと思う。

結果。つまらなくはない。面白い。ただ胸糞。ゲスいイケメン達を観たい人にオススメ。
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