キシマ

ライオット・クラブのキシマのレビュー・感想・評価

ライオット・クラブ(2014年製作の映画)
3.2
最上流かもしれないけれどとことんクズ、最高に底辺な人たち!いつまでもそう思える自分でいたい、とつくづく思わされる映画でした。

いつかは上に立つのだから、学生時代ぐらいハメを外したい気持ちも分かるけれど、それでも限度ってものがあるでしょうと……何でもかんでも自分の思うままに行動して、最後はお金で解決すれば良いだろうという精神は、本当に見苦しいです。けれど、マイルズが反感を持ちながらも、強者に呑まれて行動に移せないところも理解できるから、余計苦しい。現実にあって欲しくないクラブだけれど、日の元に現れないだけであるんだろうなぁ。

終わり方がぶつ切りで、会員のその後に思いを馳せるような余韻が無かったのが残念です。
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