フェイク シティ ある男のルールのぴなのネタバレレビュー・内容・結末

この作品知らなくて、WOWOWの番組表でキアヌ主演ということも知った。
デビッド・エアー監督、この類の作品好きよね。

よくある警察の汚職や腐敗を画いているんだけど、キアヌ演じるアウトローな刑事と、キャプテンアメリカことクリエヴァ演じるディスカントのコンビがなんだか新鮮だった。
クリエヴァがまだマッチョじゃない笑

身内を守るためなら偽装でもなんでもするんだなっていう目で観てたけど、
｢警察の本分は悪いヤツを捕まえることだ｣というようなことを言ったトムに対して、ジャックがこれ以上ないくらい純粋な感じで、
｢俺たちみんな悪いじゃないか｣
と答えたところが印象的。
ジャックの場合は私腹を肥やすのではなく、仲間たちのため、チームを存続させていくため、何よりトムという貴重な人材のためへの投資と貯蓄という、彼なりの大義名分があったところが他とちょっと違う。
キアヌを堪能できる作品。