深江貞広

フェイク シティ ある男のルールの深江貞広のレビュー・感想・評価

2.5
『LAコンフェデンシャル』のジェームズ・エルロイ脚本。 

主演に『スピード』『マトリックス』のキアヌ・リーブス。 
競演に『ラストキングオブスコットランド』のフォレスト・ウィテカー、『セルラー』『サンシャイン2057』のクリス・エヴァンス。 

ロス市警のラドロー刑事は、酒びたりの毎日を送っていいた。彼は犯罪を立証するためには手段を選ばず、証拠を偽装、捜査する事件は死体の山になる。 
ある時、彼は嘗ての相棒を追っていた。元相棒はその歪んだ不正に目を瞑る事が出来ず、情報を内部調査局に流していた。ラドローはその事を無断で行っていた事実に腹を立て、喧嘩をふっかけるつもりだったが、そこで強盗事件が発生する。 
ラドローは元相棒を失うどころか、銃撃戦の末、相棒の背中を撃ってしまう失態を侵し、進退をも危うくする。 
だが、この事件は署全体を揺るがす重要な事件の切欠でしかなかった。 

エルロイの脚本のわりには、ストレートな作品。 
しかも、配役を見れば大抵は黒幕も分かってしまう。 
が、映画の作り的にはなかなか良かった。 
まぁ、ディスコがラドリーに協力する理由が良くわからなかったがw 
『コップランド』や『トレーニング・デイ』でもそうだが、腐った警察の内情がよくわかる。 

それにしても、アロハシャツはキアヌには似合わない
深江貞広

深江貞広