とっても暖かい映画。
初めはストーリー展開が分からず、"なんだなんだ?"と思いながら鑑賞。
マイケルの巧みな話術のせいでこちらの気まで狂いそうだったが、その行動の裏にはちゃんと理由があった。
"僕が嘘をつくのは言葉を飾るから"
なんと悲しく儚い人だろう…
彼の孤独と悲しみはとても底深い。
だんだんと繋がりストーリーに戦慄を覚えつつ、どこかほっこりとする空気に引き込まれた作品でした。
煙草の煙が素敵なのと、
冬の凍てつく寒さの中で味わうちょっとしたぬくもりが如実に表現されていて素晴らしかったです。
しとしと雨の日に観るといいかもですね。