貧乳の「私たちの前世は天使なのよ」という不思議ちゃんが、クラスメイトの大人びたボインちゃんに恋焦がれる。
恥かしいタイトルだが、なかなかいける。
必要最低限のカラミだけ入れといて製作当時の社会情勢を思いっきりからまさせて作り手がヤリたいことをヤルというピンク映画でもワクワクするほうの作品。
不思議ちゃんはハルマゲドンを愛する人と生き残るとうそぶくが、この製作翌年に地下鉄サリン事件が起こる。
カルトを描いているわけではなく、そうゆう雰囲気を人々が持っていた時代性はうつしている。
といって難しい話でなく、不思議ちゃんやボインちゃんは個々に色々ヤッて、けどやっぱりアンタやなという話である。
ザ・瀬々敬久的ロケーションがチラホラ。
日本版「ゴーストワールド」かもしれん。
あっ!嘘ついたかもしれん!