ランボーでありたい

ネスト/トガリネズミの巣穴のランボーでありたいのネタバレレビュー・内容・結末

2.7

このレビューはネタバレを含みます

50音映画鑑賞マラソン 第26回 『ね』
DVDレンタルで初見
”佐賀のがばいばぁちゃん”ならぬ”うちのヤバイねぇちゃん”
スペイン発の統失系ホラー。監督両名は新人さん。本作でゴヤ賞新人監督賞などに複数の賞にノミネートされた模様。製作にアレックス・デ・ラ・イグレシア。主演にマカレナ・ゴメス。他、出演者もイグレシア映画常連さんが多数。

<あらすじ省略>
数日前に見たのでザックリですが・・。面白かったです。目新しさはないものの手堅い作り。配給元が「エスター」を引き合いに出すのもなんとなくわかりますが、どっちかというと「ミザリー」とか「何がジェーンに起こったか?」とかの系譜ですね。個人的にこういうお話は嫌いではありません。”静かに狂っていた人が爆発する瞬間の破壊力”とでも言うんでしょうか。おっかないですよね。こちらは恐れおののくしかないっす。
ラストの大オチも嫌いじゃないかな。

<余談>
この脚本書いた人はそうとう親に恨みがあるんではないでしょうか。”毒親”だったのかな?ちょっとしたセリフの端々に怨念が伝わってくる。なんかそんな印象を受けました。
あとどうでもいいですが、この映画の感じだと、『あの部屋メッチャ臭くないんかなぁ?』なんて思ったりしました。死体がゴロゴロ転がってるお部屋での暮らしは嫌ですね。映画は臭いが伝わらないんでホントよかったです。

*カロリーナ嬢は本作でも美しさ健在であります。(でもやっぱこの人ちょっとだけ顔デカイな)チラッと出てきて無残にも殺される役ですが、復元おっぱいがあったのでヨシとします。あんなマネキン気持ち悪いですね・・。