Netflixで目に留まった、この「ブエノスアイレスの殺人」。ミステリーで検索してたらヒットしたんだけど、なんとも酷い邦題…。
これはさぞかし原題が泣いてるだろうと思いスペイン語の原題を翻訳してみると、「ブエノスアイレスの死」でした( ͡° ͜ʖ ͡°)
タイトルはいいんです。問題は内容なので。
もうタイトルから察せられるように、ブエノスアイレスで起きた殺人から物語は始まる。始まり方が臭いんだけど、監督が好む演出や構図がその時点から伺える。
物語が進んでいくにつれて、本作はゲイのストーリーだと気づく。あらすじからは何も読み取れなかったので尚更ビックリ。ミステリーで検索したはずなのになぁ…。
中盤からは慣れ、事件よりもゲイ要素が目立って事件の展開への期待がかなり薄れていたが、最終局面を迎えて事件の真相と犯人が判明していく。「そういえばミステリー作品だった」と思い出すのはそこで、これも何に焦点を当てるかによって対象物が移り…という一つの演出なのかと思わされる(超憶測)。モヤモヤが残るエンドでしたが、気がつけば心臓バクバクでした。
それにしてもFilmarks内で本作をご覧になった方が少ない少ない。レビュー数が100切っているのもなかなか珍しいとは思いますが、一桁ってwww