なお

君の名前で僕を呼んでのなおのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.5
間違いなく、今年度ナンバーワン!かも!

瞬間に宿った感情は、その瞬間を過ぎると薄れ、いずれ消えてゆく。
だからこそ、感情は儚く尊く、愛おしい。

そんな、ある瞬間に宿った感情の端々を繋ぐため、僕らは忘れまいと心にしまう。
感情は僕らに一途、そして僕らも感情に一途。
感情を抑え込むのは、自分自身を認めないのと同じことなのかも。

僕がこの作品について深く語る必要はないはずです。ラストシーン、エリオの父のあの台詞に全てが詰まってますから。
あのシーンを思い出すだけで、胸がつまり言い表せない感情が巡ります。

こんな感情を少しでも残しておきたいから、僕はこうやって記しておこうとする。

人間って複雑で不思議だなぁ。面白い!
なお

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