間違いなく、今年度ナンバーワン!かも!
瞬間に宿った感情は、その瞬間を過ぎると薄れ、いずれ消えてゆく。
だからこそ、感情は儚く尊く、愛おしい。
そんな、ある瞬間に宿った感情の端々を繋ぐため、僕らは忘れまいと心にしまう。
感情は僕らに一途、そして僕らも感情に一途。
感情を抑え込むのは、自分自身を認めないのと同じことなのかも。
僕がこの作品について深く語る必要はないはずです。ラストシーン、エリオの父のあの台詞に全てが詰まってますから。
あのシーンを思い出すだけで、胸がつまり言い表せない感情が巡ります。
こんな感情を少しでも残しておきたいから、僕はこうやって記しておこうとする。
人間って複雑で不思議だなぁ。面白い!