80年代のブエノスアイレス。ベテラン刑事のチャベスはハンサムな新米警官と組まされ身分の高い人物が殺された事件を担当する事に。
アルゼンチン製のサスペンス映画。
冒頭で犯人を晒しているので、刑事コロンボ的なミステリーかと思いましたが…要はゲイをテーマにしたラブサスペンスでしたね…。もっと簡単に言えばイケメンがやりたい放題。
ブエノスアイレスはゲイに寛容な都市と聞いた事があります。現地ではこの映画はヒットしたのだろうか?ブエノスアイレス同様にゲイに寛容でないと観るのはツラいと思いますね。
自分は誰が誰を好きになろうと自由だと思いますので、同性愛に偏見はありませんのでそこはどうでもいいのですが、犯人にいいようにやられるだけだし行き着く先も大体想像出来るのでサスペンス映画としてハラハラせず面白く感じませんでした。
馬のシーンは迫力がありそこだけは「おっ」となりました。
感情面でも駆け引きというか「リプリー」みたいにヒリヒリするような訳でもなく…。単純に自分の好きなタイプの映画じゃなく楽しめませんでした…特にラスト…。ただ高評価が多い映画なので、観る人が違えば傑作になるのだろうと思います。