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北の国から'95秘密のれのレビュー・感想・評価

北の国から'95秘密(1995年製作の映画)
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マジでコンプラもクソもなくみんな全力で生きていて「〜〜〜〜"!!」という声ばかり出てしまうよ…石の家も完成して足の伸ばせる風呂もできてデカい風力発電もできて、五郎のスローライフ感もすごい
草太兄ちゃんに諭された後の純の「言っていることはもちろん分かった。だけどそんなに、自分の中で、抑えておけるか自信なかった。」これが全てやんけ。

みんなそれぞれ隠したいこととか、生きてるだけで着いてしまう汚れとか、人を気遣いたい気持ちとか、自分勝手な自分に嫌気がさすとか、言いたいとか言えなかったとか言ってくれないとか聞きたくないとか知りたいとか知りたくないとか渦巻いてて本当にすごい180分だったよ…
石の家の壁掛け時計には、そんな意味合いがあったんだねえ〜
みんなそれぞれが自分に対して思っている独り言のようなセリフたちが、他の人の心情にも作用されてって作られていく群像劇としてマジですごいなと思った。

黒木息子とマブダチvs純と正吉(親友)のいがみ合いとかもなかなか。蛍のパートも、レイちゃんとの電話も、もちろんシュウちゃんの天真爛漫さも過去もすごい。
「東京は卒業した」「初恋BGMは尾崎豊」みたいな根底で継続している作品の流れにもグッと来るようになってきた。
れ