北の国から'95秘密の作品情報・感想・評価

「北の国から'95秘密」に投稿された感想・評価

今回のタイトルである『秘密』
蛍の秘密。
シュウの秘密。

前作から五郎と距離をとり続けていた蛍。
そこに葛藤もあったが、結局は距離を縮めることはなかった。
あんなに一緒にいたのに。
あんなに一緒にいたからなのか。
そして、相変わらず子どもを叱らない五郎。
最後の最後でやっと素直になった蛍を抱きしめたときの五郎の表情。
まさにあれが親なんだろうな。

そして今作品からの登場となった宮沢えり演じるシュウ。
宮沢えりの若い頃を初めて見たが、こんなに魅力的な女性だったんだ。
これは青少年なら間違いなく惚れるなというような無邪気でたまらなく可愛いシュウ。
そんなシュウの知られたくない秘密。
知ってしまった純の行動。
純のあの葛藤をわからない人はいないだろう。
そしてシュウの告白。
これはもう聞いていられなかった。

この知りたくなかった2つの秘密に対して、結局はその全てを知った上で最終的には否定せず理解し関係を変えなかった五郎と純。

全てを通して、蛍の不倫相手の「嘘は幸せを保つ人類最大の発明である」という言葉がやけに心に残った。
北の国からシリーズはドラマから長編モノにいたるまでの、全てがおさめられているコンプリートBOXを所有しているので、人生の中でいつでも気が向けば観られる。勿論これまで観た回数もとんでもない程なのは間違いない!

このレビューをつくるにあたり、ドラマや映画などの垣根を唯一度外視にしてまで、どうしても『’95秘密』だけは痕跡を残しておきたい、との想いをココに。

食わず嫌いもはなはだしい程、昔僕はこのシリーズを知りもしないのに、敬遠していた。前妻は少しは好きって感じのドラマだったから、余計に意地でもショーもないもんに違いない!(笑)、、、などと芳しくない夫婦仲も後押しして観てなかった。そんなおそらく1995年のある日だったろう、、無駄にワザと遅く帰宅する習慣だったサラリーマンの僕は、なんの気無しに、録ってあったこの作品を、ソレはソレはナメた態度で深夜一人で観はじめた。💦

、、、酒でも呑んで、多分なんか食いながら観てたんじゃないのかな、俺、、そんな俺が、いや僕が、、、開始早々に引き込まれとるやん!!、、、なんだなんだ、何が起きてるんだ!自分に!、、、前編後編になってる長尺のこの作品の世界にドップリはまって、涙はでるわ、笑いもするわ、自分の倫理観や正義までもが揺さぶられまくるわ、、これを観た瞬間から僕は黒板五郎の息子と化しました!

僕はホントに本当に日本人が、日本が嫌いだった!子供時代からそれはそれは自分を嫌いな分量と同等に巨大だった!、、、そんな僕が少しは自分を許し認め、日本に産まれたコトに感謝すら出来るようにしてくれた、数少ないドラマ、、、それがこの「北の国から」であり、僕のBibleなんです!、、、しかもオキテ破りの『‘95秘密』から入ったのが正解だったかもしれない!

当時どハマりしてからは、前妻の白い目をよそに片っ端からレンタルしまくりシリーズを最初から順に次々と観て深夜を過ごすのが連日続いた。
、、、やがて僕は当時の家族と別れ、今の妻と人生を歩む選択をした僕は、お台場フジテレビの丸い建物の中で店頭販売されていたコンプリートBOXを妻と買いにいき、やがてついには富良野まで行き、北の国から名所巡りをして、ドラマを観まくってた僕は北の国からスポット案内にけして載っていない、重要なドラマの撮影現場を2箇所も自力でレンタカーで奇跡的にも探し当てたもんだから、妻は心底ビックリしていた!(笑)、、、これはマジに純や蛍や正吉やシュウちゃんに自慢したい位だ!

僕が日本人である事の唯一の誇りの原点といっても大袈裟ではない!

そんな北の国からバカの僕ですが、もしもここまで読んで、そんなにゆうなら、その辛気臭そうなドラマを、とりあえず秘密っちゅーやつだけでも、観てやるか、なんて一人でも想ってくれたら、涙出る程嬉しいけど。。

追伸:この作品のなかの宮沢りえさんと中嶋朋子さんは、素晴らし過ぎます!!
富良野でゴミ収集車の仕事についた純は、知り合った新しい恋人シュウの秘密に悩み、蛍は妻子ある医者と駆け落ちする。
落石で蛍に会った五郎は、娘の誤ちを一切責めなかったが、蛍のどうしようもないと言う言葉に涙してしまった。

このレビューはネタバレを含みます

毎回ベスト更新してくるって最終回はどうなっちゃうんだ。

いつも感想書くけど、ありすぎて、思ってることの3割ぐらいしか書けてない。

純の一番の問題はあまりにも肯定感が低すぎるとこな気もする。。ものすごくよくわかるけど、コンプレックスがすごい。れいちゃんは今の純には眩しく見えすぎたんだな。。れいちゃんは全然気にしてないのにね。
でもなんだかんだ良い終わり方だった。

純はたまに満たされない想いがこういう破壊的な衝動に出ちゃうな。。でも純に限らず、今回の話の主題である誰にも言えない秘密や過去なんて20代前半あたり一番いろいろある気もする。一番やらかしちゃう年齢な気もする。
純の恋路はお父さんの協力なかったら終わってたな。一人じゃだめだった。良かった。

螢がなんでこんなことしたのかは詳しくはわかんないけど、螢だからしないとかするとかじゃなくて、誰もがしてしまいがちなことなんだろうと思った。良いとか悪いとかじゃないと言う言葉が出てくるけど、良いとか悪いじゃない、ほんとそうかもしれない。明確にはっきりと、良いとか悪いとかを描かないところが北の国からの良いとこ。
螢がずっとこらえてきたもの父さんの前で溢れ出すとこ、良かったなあ、出せる人がいて。
母の不倫を誰よりも悲しんでいた螢が不倫しちゃうとこといい、貧しくても子への愛は張り裂けそうなほどある優しい親父、純のどうしようもないとことそれを何度も助けてくれる父親、たまに入るユーモアのセンス(今回は八時間は短いってとこが笑った、天才かよ)、とてもよくできた脚本ですね。。的確にツボが抑えられてる感じがする。

純とシュウちゃんはもう大丈夫だな、これ乗り越えたら。結婚しそう。
螢も先のことはわからないけど、父さんがいるから大丈夫だ。そう、何があっても大丈夫だと思えるのもこの作品のとっても良いとこ。

本当に螢も純も、羨ましいぐらい父親を大好きで、ほんとに羨ましい。
chisato

chisatoの感想・評価

4.0
シュウ、けしからん!彼氏の父親と風呂に入るだとー?!流されたみたいな話だったけど、意思の弱い女子には共感できず。蛍に接する五郎さん優しすぎる…😭蛍がどうして不倫するに至ったかも気になる。あんな父親素敵。蛍の秘密とシュウの秘密
shell

shellの感想・評価

4.3
落石の食堂で喋る五郎のシーンが最高。あとシュウちゃんめちゃくちゃかわいい。めちゃくちゃかわいい〜〜!!😭
今作は純のイヤな部分が煮詰めて濃縮されていたな。
なんで素直にならない!
とムラムラしながら見る回です。
でも良い作品だなぁ。
abe

abeの感想・評価

-
今作印象に残るところが大量。好きなシーン多すぎる。純がれいちゃんと別れる時にれいちゃんが言った「コンプレックスなのかもしれないけど香水やめた方がいいよ」という台詞が今まで対等で恋愛してたのに、そうじゃ無かっんだなと突きつけられた瞬間だなと思った。

今作ですごく感慨深いのが蛍でドラマ版の小さい時、吾郎に向かって「わたしはお父さんとずっと一緒にいる」と言っていたのに、一番お父さんから遠くなっているところだ。あの蛍ちゃんが不倫して駆け落ちしたなんて考えられない。

それとれいちゃんが結婚すると、純に結婚の前日に電話で伝えた時に、純が「卒業で映画覚えてるかダスティン・ホフマンが花嫁を略奪するやつ、それやってやろうか」て言った時に、れいちゃんが「やって」と言ったところ頑張る良すぎて見終わった後すぐ見返した。その後何もできず花嫁に行くれいちゃんを陰から見てるシーンここやばい。
カカオ

カカオの感想・評価

3.4
田中邦衛追悼
北の国から スペシャル 第6弾

いつの間にやら石積みの家が完成。
ジュンは東京を卒業し、富良野でゴミ収集の仕事に就職。ショウキチとの共同生活。

そんな中、ホタルの失踪から物語が始まる。


本作品は、宮沢りえが美しい。
幸福の黄色いハンカチのルールが良い。





レイとの別れ、シュウとの出会い
ホタルの失踪、そして駆け落ち


シュウの知られたくない過去
寛大に受け止めることができないジュンの度量












映画「卒業」のように花嫁を連れ去れない

シュウに会いに行かないつもりだったが、父親の本気度に負けるところが印象的。かつて父親に迷惑をかけ過ぎて、困らせてしまったことがよぎったのではないか。仕方なく行っているが、良い結果に繋がった。
shun

shunの感想・評価

4.8
「北の国から'95秘密」を観終ったわけで

拝啓、お母さん

シュウが最高です

副題にもある通り「秘密」がテーマなわけで


螢の秘密
シュウの秘密
人間誰もがが何かしら暗い過去を持ち知られたくない秘密がある。その秘密がまた新たな秘密を生む連鎖
引き起こされる罪悪感と怒り、そしてその苦しみを共有し受け入れるということ

町で一緒に住む富良野に戻った純と正吉、勇次と札幌に住んでいるはずだった螢。新しく建てた家で一人暮らす五郎さん

れいちゃんはこれで最後。あの納屋は埋もれ尾崎は亡くなった
大竹しのぶ綺麗でした

今作での特に大きな秘密は螢の不倫とシュウの過去であり

[シュウの過去]

会わない間に洗練されていくれいに劣等感を覚えギクシャクしている純
ひょんなところからシュウという少女と出会い親密になるわけで
宮沢りえがとにかくかわいくて、明るくてノリもよく
いつも輝いていて画面から目が離せない
しかしどこか漂う哀しさとふと気付いたらいなくなってしまいそうな儚さが彼女の過去とリンクするわけで

「昔のこと消せる消しゴムがあるといい...」

いつも明るく振る舞ってる裏の苦しみと純への深い愛
一気にシリーズ史上トップレベルに好きな登場人物になってしまったわけで、もっとで続けてくれることをただ願うばかりで
「昔のことがね引っ掛かってるみたい。私の。人に言いたくない昔のこと。それを純君が気づいたみたいで。言ったっていいのよ私は別に。だけどそれ聞いて純君どんなに、、、」

[螢の秘密]

あれほど上手くいっていた勇次と螢の関係がここ三年でここまで変わってしまったのがやるせなくて
純粋で誰にでも優しかったあの螢が少し五郎さんや家族から離れていってしまっているように思われ
そんな螢にも五郎は怒ることなく、いつものように温かく受け入れてくれるわけで
「どこのどなたに迷惑かかろうと自分に正直におめぇに正直に」
「だからよぉ螢おお。余計なこと考えねぇでよ、しちまったこと後悔せんでよぉ。責任は責任としてちゃんと持って、父さんも一緒に少しだけ負いますから」
「ほたるぅ〜!いつでも富良野に帰ってくんだぞ〜」
 

人の内面に潜む苦しみと救いを描いた今作。純も螢ももう20歳半ばになったわけで
それぞれが自分の状況に苦しみ悩むなかで見つける未来と五郎の心の温かさはもちろん
シュウの存在がただただ愛おしく

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