ズートピアのこりすのネタバレレビュー・内容・結末

多種多様な動物が共存する都市・ズートピアを舞台に、若いウサギとキツネが街の存亡を脅かす誘拐事件を追う姿をユーモアたっぷりに描くファンタジーアドベンチャー。
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公開発表時からずっと楽しみにしていた作品。(ディズニー苦手だと言っていた友達がべた褒めしていたので、期待度max!)「意外に深い」というキャッチコピーにつられて、メッセージ性が強調された真面目系作品かと予想していたら、めちゃ笑えるじゃないですか。コメディレベル高すぎて劇場中が笑ってました、1人で観たのに爆笑出来たくらい。
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うさぎのジュディさんの可愛さ、いじらしさが尋常じゃないです。キュン。くりくりなラベンダー色の目ともふもふのほっぺ。でも可愛い、と言われると褒められているのではなく逆に差別されていると感じてしまう彼女。まさに近代、男社会で夢を叶えようと果敢に進出していったキャリアウーマンのような女性像を表していました。共感できてしょうがない。
また、過去にいじめられたトラウマから周りに迎合して生きてきたキツネのニック。様々な困難を乗り越えて自分より器がずっと広いことをわかってるのに、それでも「ニックがいなきゃダメなんだ」と胸筋を開いて語りかけてくれるジュディに出会って、初めて自分に正直になれる姿にうるうるきた。
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世界各地で国籍、人種だけでなく、文化や考え方の多様化が進み、自由な個性が認められ、他人との差異が当たり前になってきた今日だからこそ、ディズニーがあえて問題提起しているように思える。無意識な思い込みや劣等感から生まれる発言で、周りを傷つけている事がある、と。大人こそが重要なメッセージを受け取れる作品だと思います。