最近のCG長編(シュガーラッシュ辺りから)、2本くらい作れそうなシナリオを無理して1本に詰め込んでくるので、どうも喉越しが悪く感じる。
納得行くかは人それぞれだと思う。子供の目線で、一つの目的を皆で応援したくなる、ような内容ではなくなった
せめて最初からではなくても、10進むうちの3くらいからは欲しい。
最後の方で悪役コイツでしたー、とんとんとんと進んで、畳み込むあっけなさ。最近そういうの多くないか。
トラブルです、困りました、そうだ(案)！解決しました！の流れがやたら大胆。しかもそれを一回じゃなく何回も詰め込んでくる。たくさん見せたいのは解るが、濃くすればそれだけ深みが出るって訳じゃないと思うんだよ。
トラウマの下りだって一瞬すぎた、もっと葛藤があってもよかった。
悪役の存在意義の薄さ。勧善懲悪だったとしても、敵に同情の余地があるくらい悪者である理由も描かれていてもいいじゃない？
キャラクターが挫折した時間が長い作品は、盛り返しがでかいから良いんですよ。
あの人参さんが人参売ってた時間、計ったら多分2分か3分も無かったぞ
吹替について。
try everythingは凄く良い曲だと思うしShakiraの力強さ、魅力が生きてる、それこそテーマに相応しいと思うんだけど、あの吹替のせいでどうにも勿体無くなってる、という事だけは確実。
吹替の演技がどうしようもないからでとは言わず、元も聴いた上で私が思うのは、あの泣きのシーン一連のすっ飛んでくようなあっけなさ。あれは、キツネだからズル(賢)いってんじゃなく、ウサギだってズル(賢)いっていうことを言いたかったのでは
上戸さんの正統派な明るくて可愛らしい感じは、いかにもな子供向けアニメの声、キャラクターの見た目には合ってたかもしれないが、恐らくディズニーはあのウサギのキャラクターをそんなに単純に色塗りしてはいない
まあ何が言いたいかというと、ニックに「俺のこと好きなんだろ？」って言われたい
