鰹よろし

レインツリーの国の鰹よろしのレビュー・感想・評価

レインツリーの国(2015年製作の映画)
2.0
 健常者と障害者における社会的な立場だったり、立ち位置だったりを何かしら取り入れようとしていたのに、最後歩きスマホチックで、道の真ん中で周りも見ずに立ち止まりスマホをひたすらにいじる。そして路チュー。彼ら2人だけの世界と化す。

 どうなの??

 主人公2人の境遇だったり感情吐露だったりでキャラを深めようとはしていた。そんな経験をしてきた彼らだから、そしてこれからも見つめるべき事実があるんじゃないのか。だんだんと彼ら2人のための世界になっていったのが何とも気に喰わない。

 ほんの少しの気遣いで良いんだよ。歩きスマホで立ち止まる際に周りを気にしてから画面を見るとかさ。邪魔にならないような場所に行くとか。それだけで見え方が変わってくるのにな~・・・
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