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マッド・ナースのくりふのレビュー・感想・評価

マッド・ナース(2013年製作の映画)
3.5
【ナースのお血事】

レンタルでみたら、気軽に面白かった。セクスィ看護士裏の顔は、ヤリチン男を成敗する仕置人だった!という話と思わせてアレ…と逸脱するところが味、ですね。

でも主人公アビゲイルにとっては脱線ではないという。そこが面白く、しょうもない(笑)。

これ、演じるパス・デ・ラ・ウエルタさんをどう見るかで印象変わりそうですね。パスお姉さんは華やか美女ではないですが、売れてるハリウッドスターだってパパラッチされると素顔はこんなだよな、と思うのです。

だからスッピン美女として勝負しているパスさんは、実はすごい女優な気がします(←褒めてるつもり)。

ナイスバを惜しげもなく見せてくれますが、下着姿になると下だけ脱ぎたがるのが可笑しい。ナースのお血事に爆走する時、上は留めてないとぶるんぶるんと邪魔だからかな?

そこが気になるのは、アビゲイルが別の意味で狙う新人ブロンドナース、ダニーちゃんがシャワーする時、何故か逆にパンツだけ穿いてんですよ。これもナースのお仕事?

隠す場所の差異で人物を表す高等演出かもしれない…(←いま思いついた)。

演じるカトリーナ・ボウデンさんは、こじんまりと可愛らしくて目に嬉しい。

…終わってみると、そんなところしか覚えてませんが、楽しかったです。

婦長がキャスリーン・ターナーさんなのは、『シリアル・ママ』への目配せでしょうか?

<2015.5.15記>
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