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龍三と七人の子分たちのnori007のレビュー・感想・評価

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)
2.0
元ヤクザのおじいちゃん達が、現代の時代にもカタギにも馴染めないのだがなんとか奮闘する姿が描かれているのだが、かなりしょっぱい作品だった。

おじいちゃん達のダメっぷりが描かれるだけで、がんばる姿もその裏の悲哀も、何もない。したがって主人公たちに感情移入出来るようなエピソードはなく、ダメダメな間延びした話が延々と続く。かつての活躍していた部分も描かれないので単にやっかいなおじいちゃんになってしまってる。
基本、コメディなのだがまったく笑えないし、不謹慎ネタも出てくるものの突き抜けた感じがないため燃えることももないという。

最終的にバスジャックする場面が一番面白いのだが、そこCMで全部やってるよね?
なのでCMの部分だけが一番おもしろく、あとは惰性。
終わり方もバッサリで、いったい何がやりたかったのか。。。
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