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チャッピーのj3livingのレビュー・感想・評価

チャッピー(2015年製作の映画)
3.7
第9地区の監督の作品ということで見たいな見たいなと思いつつ7年経っちゃった。
色々と思ってたのと違って想像を超えてきた。
AIロボット映画の中では個人的に上位です。

ロボットのチャッピーや開発者のディオンのことは終始応援するんだけど、他の登場人物は印象がどんどん変わって行く。「柄の悪すぎるショーン・ペン」みたいなニンジャなんかもう印象変わりすぎ。ま、ずっとワルはワルなんだけどね。演じてる人はヨーランディと一緒にそのままの名前でリアルラッパーなのね。
チャッピーはあんなナリだけどかわいいね。
小ちゃなカラー液晶画面があちこちに搭載されているのがかっこいい。
演じたのは…シャールト・コプリー…あ!第9地区のあの人か!え!?「ハードコア」のジミーもこの人だったんか!へえー、今更興奮してきた!!

予告編で見たか、或いはただの想像だったのかもだけど、ヒュー・ジャックマンがAIロボットを育ててるシーンを見た気がしたんだけど真逆でしたね。最も憎むべき敵となってしまいました。

そして最後はまさかの展開。
本編のほとんどは、内閣府が発表しているムーンショット目標3「AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現」だったのが、最後には「人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」というムーンショット目標1にシフトしていきました(何の話?)。

第9地区と本作でヨハネスブルクは世界最高峰でおっかない地域なんじゃないかと思ってしまう。
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