MASAYA

チャッピーのMASAYAのレビュー・感想・評価

チャッピー(2015年製作の映画)
3.9
故障し、廃棄されるはずの警備ロボットが、発明者の独断の実験で人工知能を搭載される。しかし、ストリートギャングによって奪われ育てられる。人類にとって敵とみなされても必死に生き抜こうとする話。

ニュース形式だったりインタビューを挿入するニール・ブロムカンプ監督らしさも出ててけっこうよかった。

でも何よりよかったのはチャッピーの表現力の豊かさ。最初は本当に子どもだし、喜びかただったり、悲しみかたが本物の人間に見えて感情移入してしまった。それゆえ地元の不良にいじめられたり、拉致されて腕を切断され、それでも泣きながらなんとか帰ってきたときは本当に泣いてしまった。

いやはや映画で泣いたことなんてほとんどないから自分でもビックリ。

ただ、少し残念だったのが終わりかたかな。
らしいっちゃ、らしいのかもしれないけど、無理に全員助からなくてもとか思ってしまった。
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