#2019-52 吹替
3作目まではウッディとアンディの関係があったから成り立っていたこともあり、今作がどう展開され収束されるのか、期待と不安のなかでの鑑賞。
ゲストの声優が上手くて誰が声を当てていたのかエンドロールでびっくりしたし、戸田恵子のボーピープの活き活きとした姿には、1作目を見た遠い昔を思い出し、気付けば涙が出ていた。
おもちゃの定義が本作の柱にあったと思う。
時にはギャビーギャビーを取り巻く人間視点の相違から、
時にはゴミから作られたフォーキーを通して、
時にはボーピープの捨てられたおもちゃ側からの目線で、
時には持ち主がいるおもちゃ側からの目線で、
様々な信念、顛末を目の当たりにしたウッディが答えを模索していく、今作の挑戦的な帰着を成し遂げたピクサー自身を投影しているようにも感じた。
俺たちのウッディへのボニーの扱いが結構ショックで最後まで尾を引き、一線引いて見てしまったけども
トイストーリーであることは変わらなかったし、特にこの19年の間に子供から大人になった層向けのトイストーリーになっていたと思う。
