Yuki2Invy

百恵の唇 愛獣のYuki2Invyのレビュー・感想・評価

百恵の唇 愛獣(1981年製作の映画)
3.2
『愛獣』シリーズ?としてはコッチの方が先っぽいのですが、観る順番は逆になっちゃいました(Amazonに無かったので)。かつ、コッチの方は日向明子主演…というコトでソレはソレで楽しみにしてたのですケドも、結論からゆーとまずポルノ的には決して全然悪くない作品だったかと思うのですよね。泉じゅんも特別出演と言いつつ結構たくさん出てきますし(+濡れ場もチャンとある)彼女と日向明子の二枚揃えとゆーの自体がシンプルに相当にゴージャスだな、と。で、しっかり主役な日向明子の方も中々カラダ張ってるなァ…とゆーか、アバズレ小娘とのレズセックス(⇒絡み合う白と褐色のコントラストが実にグッド)をはじめ、全身タイツでクネクネ踊ったり、でオーラスでは小林稔侍とかなりキワどい絡みを散々しまくってくれちゃったり…でその側面の個人的な満足度はごく高かったですよね(+明子さんの尻がバッチリ映るシーンがワリかし多いのも好かったです)。

ただ、問題はお話の方で……正直、コレとて設定や導入の仕方自体は決して悪くないと思ったのですケド、ソレが何故にあ~んな終わり方になってまうのでしょーか?そもそも小林稔侍は(今作の登場キャラの中では)どっちかと言えば全然ごくイイ奴の方だと思うのですよね(=まだ多分に感情移入可能な…とゆーか)。ソレがあーなっちゃうってのは、如何に日向明子が主役とは言えチョイ酷かったかな…(雑だな…)と。あと、日向明子にせよ小林稔侍にせよ今作では到底一般人とは言い難いレベルの「裏稼業の人」に近いのであって、とするとやはり多少は荒事=アクション的なシーンが無いとちょっと作品として締まらないかな…とも思いましたですね(中盤にほんの少し明子さんのそーいうシーンがありますケド、如何せんソレだけじゃあ物足りないな…と)。正直、微妙…という感じでしたすね。
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