このレビューはネタバレを含みます
何かのレンタルDVDの初めに流れている新作作品情報でチラリと見て、すごく見たい!!と思った映画。
ヴァンパイアたちがシェアハウスに住んでるんだよ?コメディ仕立てだけれど、グロテスクなシーンはちゃんと押さえてある。いいねぇ。
ニュージーランドの一軒家に住むビアゴ、ディーコン、ブラド、ピーターの4人のヴァンパイアたちが1人の人間をヴァンパイアにしてしまった事から始まるすったもんだの話。
ヴァンパイアならではの悩みやこだわりやプライドが面白いのだけれど、彼らに関わる狼男たちの集団(ヴァンパイアと仲が悪いんだ、コレがw)の『所詮は犬』的な可愛いさも最高だった。
話の中心になるスチュー(人間)が絶妙な立ち位置でヴァンパイア達に愛されるのもまたいい。
後から考えて「なんでスチューはあんなに彼らに好かれたんだろう」と思ってしまうがそんなことも可笑しい。うん、何か気に入られる何かを持っていたんだな。
映画が始まった数分は結構濃いキャラ&イケメンとはちょっと遠い…なルックスに「コテコテだな…w」と思ったりもしたけれど、もう途中からなんてチャーミングなヴァンパイアでしょ!と思わせてしまうくらいキャラの作りこみがすごい。1時間半もないなんて寂しいくらいだ(笑)
たまにはコメディもいいよねー、とか言って見る作品じゃないです。ガッツリ浸るつもりで見てほしい。