2016/11/02 映画館にて。
後半、涙腺が壊れたかと思うくらいに泣きました。
『きっと、うまくいく』でどんな雰囲気になるのか予習後に観に行きましたが、期待していたよりもずっと素晴らしいものでした。
監督がインドでどんな扱いを受けるのか心配になるほどに切り込んだ問題提起作です。
軽快なテンポと合間のインド映画らしい歌やダンスで、テーマの重厚さや長さを感じさせない構成だけれど、見終わった後にはちゃんと心にテーマが入ってきている。ちゃんと感動する。
そんな不思議で小気味良い映画でした。
そしてアーミル・カーンの演技の素晴らしさ！怪演と言っていいのか…あの役は彼にしか出来ないと思わせる説得力。
なんだかすごい映画を観てしまった…という気持ちで映画館を後にしました。
今まで何度もインドには行っているけれど、まだ何にも分かっていない。もっと色んな所を見に、勉強しに行きたい！と思わされました。
