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幕が上がるのkyoのレビュー・感想・評価

幕が上がる(2015年製作の映画)
4.0
ももクロによる高校演劇部映画。地区大会を経て全国大会を目指す。選んだ演目は宮沢賢治の銀河鉄道の夜。
予選大会を観た国語教師が言う。

「宇宙は光の速さで膨張している。だからいくら進んでも我々は宇宙の果てにはたどり着けない。でもどこまでも行ける切符は持っている」

友情、努力、目標、そして迷い。キラキラなアイドル映画と良質な青春映画の幸福な融合が実現した映画だった。それを可能にしたのは演劇部を指導をする美術教師黒木華の演技力。存在感がハンパなかった。

結果を恐れずに走り出さずにおれない若者たちにエールを送りたくなる映画だった。いや、走り続けるには年齢は関係ないかも。
ところで、ももクロの5人目のメンバーの顔がわからない......。
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