yamachi

幕が上がるのyamachiのネタバレレビュー・内容・結末

幕が上がる(2015年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

本広監督と外山監督のトークにて話に上がっていたため、気になり鑑賞。
ももクロへの予備知識0だったから「アイドルの映画かぁ...」って
感じから入った。
”共感性羞恥”とかいう物に悩まされるのかと。笑

「行くぞー 全国!」 はしんどかった笑
ショートカットの子の演技が基本寒い...笑


百田夏菜子って ”べっぴんさん”に出てた人か、芳根京子とここで共演してたんか。笑
この人の演技好きだったけど今回も良い◎
正直この人以外誰がももクロか分からんw

演劇ってやった事無いし、
勝ち負けじゃ無いと思うけど、やっぱり勝負に拘るんだなぁ...笑

ストーリーとしては、想像以上の物では無かった。

ただ、演技は想像以上だった。

「作家以外にも画家は色や形で、音楽家は音でこの何か分からない物を私たちに示す」
「これが出来るのは天才と呼ばれた人だけかもしれない」

これは少し違うなぁ...笑
(色々な作品を観てて物凄く思う)

高校生ならではの悩み 出来ないことへの苛立ち 周囲へ憧れる気持ち
等、この世代の特有さが上手く描かれていた。
演出家デビューした日にノート作って喜んでる所とかリアルだなぁ。

ムロさんのキャラは主役には向かないかもだけど、こういう人が出てる映画は面白い。(もう一人、そういう人間を知っている。笑)

弱小クラブが1人の先生と出会い、強くなる。
こういう話多いなぁ笑
実際そんな上手くいくことないんよなぁ...。

でも 多くの人が経験してきた高校の部活 「こうだったら...」っていう気持ちが こういう映画を認めてるんだろうなぁ。

部活はいつか終わってしまう。
大会なんて無ければいいのに。
何かに向かって行っているだけでいい。
すごい分かる。

芳根ちゃんがチョイ役のチョイ役で 豪華な使い方してんなーってなった。笑(途中まで分からんかった)

ももクロのメンバーの性格とかもっと詳しく知ってたら もっと楽しめたと思うし、ももクロ好きな人からすれば最高の映画だと思う。
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