アイドル主役の映画だから全く期待してませんでした。
しかしきちんと「映画」でした。
田舎の高校演劇部の青春の話。
主人公の百田かなこの演技がすごく良かった。驚きました。
女優としてぜひ他の作品でみたい！
他のメンバーもそんなおかしいと思ったところはなく個性をそのまま役に生かしてたところもあり監督が大事に作ろうとしてるのがわかりました。
ただストーリー的にずっと温度が同じで同じスピード同じ方向に向かってるだけなので少し退屈な時も。
もう少し登場人物のキャラクターの背景なんかを掘り進んだり伏線はったりあったら良かったなあ。
あと、気にいらない本当に残念に思ったのは職員室でアナウンサーが先生役で見切れて手にはももクロのグッズ？タオルを持っていたり、そういうヲタクに受けようとする感じが気に入りません。がっかりしました。
一般人はきちんとした映画としてとらえてる（先入観をなくしとらえようとしてる）のにこういう演出で結局ヲタクのためのアイテムのイメージになっちゃいました。
劇中に突然ももクロのデジタルのBGMが鳴るのも正直雰囲気ぶっ壊されました。結局そういう映画なんだよなって。目が覚めてしまうっていうか。
プロレスラーが役者でてきたのもさっぱりわからず。
ラストシーンでなんだかゲストみたいのがやたら映ってなんだかなあ。結局ももクロのアイテムの一つでお祭りにしちゃえってこと？
これがももクロらしくていいよね！で片付けるですかねえ。
きちんと映画とってるんだから最初から最後まできちんとやればいいのに。いろんな残念なことが多く結局世間の評価はアイドル映画の粋からでてないでしょうね。
百田かなこの演技がすばらしかっただけに非常に残念に思いました。
