※是非とも鑑賞後に公式HPのイントロダクションをご覧ください。
とっても瑞々しい物語。
心が洗われるような美しさと物悲しさ。
食べて、寝て、耕して。
繰り返される毎日に轟く銃声。
なんでもない日常のすぐ側にある紛争。
おじいさんの愛や孫娘の恋にじんわりするのに待ち受ける抗えなさ。CGを使わずに表現した脅威にただただ胸が苦しくなった。
小さな夢もおじいさんの祈りも自然を前にするととってもちっぽけなものだけど、こんな時にも神は沈黙を続けるのかと思うとやるせなくて泣けてきた。
いい作品を観た。
時に身を任せて感じるままに。
言葉がなくても思いは伝わる。