ルール1：車は空を飛んではいけない。
そんなルール破っちゃうもんね！と最初からアナウンスしてくれている邦題は何気に秀逸。いや自由落下は飛行ではないからセーフか？
ドウェイン・ジョンソンというカードを使ってしまった今、最強の絆で結ばれたファミリーに対抗できる奴はもはやいない…と誰しもが思ったところに登場するまさかの4人目のハゲ、ジェイソン・ステイサム。もしまだこれが車映画であるとしたら、元祖トランスポーターの彼抜きには始まらないし終われない。とばかりに、もう車じゃなくていいんじゃないの…？という前作への批判を真摯に受け流しつつ力業で明後日の方向へ吹き飛ばしてしまう強力なアクション、もう何も言えません。
これは事情を知って観ると確実に泣いてしまうので映画単体として正当に評価するのは誰にもできないでしょう。
