⚫︎先に以前『シチズンフォースノーデンの暴露』のドキュメンタリーを観ていて、衝撃を受け、いつかこれも視聴したかった。こっちはスノーデンの風貌をかなり似せて告発する前からの葛藤なども含んでの映画としての作品。
⚫︎映画にしているせいか、スノーデンの苦悩・心理状態は細かく表現されていて内容はわかりやすいが、ドキュメンタリーのほうが切迫感・焦燥感が痛いほど伝わってくる。私はドキュメンタリーの方が一人で国と対峙する恐怖が伝わってきて鳥肌がたった。
⚫︎NSA情報機関に勤務、最高機密情報までアクセスできる権限を有していたスノーデン。告発に手を貸すのはガーディアン紙。
⚫︎監視は2001.9.11同時多発テロから始まったとされ、米国はテロへの監視役としスノーデンを任命。しかし実はテロは口実で一般の米国民を監視し、接触する全ての人々も監視するから、それは全世界に広がる。2009年、仕事として日本での日本国民の監視もするように命を受ける。日本政府は違法とし、断っているが、諜報は密かに実行されていた。日本が同盟国では無くなったらの、その日の為に。米国政府恐ろしい💦 日本だけでなく、米国は経済と社会を支配する為、結局は世界中が対象。
⚫︎2013年、出世や安定の生活より信条を優先、告発は世界中を驚かす。国籍は取り上げられ犯罪者・無国籍者になる。米国は既に自由の国ではないねー💦
⚫︎ラスト本物のスノーデンとの中継が出る。彼の言葉は重い。
蛇足:2022年、ロシア国籍を取得している。
