みー

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちのみーのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤の作った人形達のミニ戦闘シーンで感じられるティムバートンぽさが良かった。

ただ、せっかく面白い題材なのにそれを活かしきれてない感が多数あり、評価としては微妙なところかな…?

正直なところ、子供向け・万人向け。

家族がどうの言ってた主人公は結局最後、家族との描写シーンすら無く子供達と旅立ってしまうわけで…。

異能の子供達の設定も曖昧なのか、空気より軽い子の鉛の靴?は所々重さを無視されたような描写があり実感が湧かないし、なおかつ空気を操れるってなら浮くのをコントロールできるのでは?と疑問に。

他の子達もさらっと異能を見せられた程度なので、終盤の戦闘シーンもなんだかこだわりもなく、サラーッと終わってしまった感。最後まで不明だった双子は良かった。強いのはひしひし感じてたので、やっと能力出た!の感動のが強いが。
あの射影機?の子、見た目のデザインとキャラ設定が一番良かったのに、戦闘シーンではかなりしょぼくて、もっと能力を活かした戦闘を見せて欲しかったなあ。

主人公も、ただ見えない敵が見えるだけで、最後にまた別の能力持ってないのかなーと期待したが何もなくてしょんぼり。

序盤もなかなか進まなくて、あそこにあれだけ時間を割くなら、異能の子供達の描写シーンを増やして欲しかったところ。

サラーッと見れてサラーッと忘れていくような映画。敵のデザインは映画「武器人間」思い出して、なかなか良かった。
みー

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