アメリカは商売がうまいとつくづく思う。単体の物語を消費し尽くしたら２人を組み合わせた物語を作り、さらに多くを組み合わせた物語を作り、仮にそれがヒットすれば、そこから単体の方に入っていく消費者もいるだろう。しかも、単体で売れたキャラクターを組み合わせれば、新しいキャラクター生み出すより圧倒的にリスクが低い。こんな美味しい商売はない。
そんなことを思いながら観たが内容は結構楽しめた。賛否両論あるようだが、そして突っ込みどころも多々あるが、こういうのはあまり細かいことを気にせずに観るのが良い。日常の細々したことを忘れるために観ているのだから。
日常生活というのは仕事においても家庭においても雑多なことが多い。それらを全てかなぐり捨ててヒーローになりたいと願う。ヒーローものはそういう願望の投影だろう。
